龍谷大平安高校、白山高校が甲子園に登場

8月11日(土)、第100回全国高等学校野球選手権大会の大会7日目、第一試合に龍谷大平安高校が、第四試合に白山高校が登場しました。
三重ゼッツヤングではOBを応援するため、予定を変更して全選手での応援となりました。
※倉敷国際大会選抜選手を除く
8月11日は「山の日」です。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するための日だそうです。
最近できた国民の祝日で夏休み中、また今年は土曜日ということもあり、少し印象が薄い祝日ではありますが、三重ゼッツヤングはアルプススタントでの応援ということで、少しは山の恩恵に感謝することができたでしょうか。

さて、第一試合で登場した龍谷大平安高校。
16期生の松本渉、南利玖が所属しています。
龍谷大平安高校は、いわずと知れた伝統校ですが、甲子園での春夏通算成績が99勝で、100回の記念大会で100勝を目指すということで非常に注目を集めていました。
その中で松本はレギュラー、中軸として活躍し、予選から好調を維持して甲子園にやってきました。
鳥取城北高校との対戦は、初回、松本のバットから先制点が生まれます。ライト頭上を鋭く襲う先制タイムリースリーベース。
後輩たちが見守る中、挨拶代わりのバッティング、俊足を披露してくれました。
試合は平安が2点をリードしながらも後半に追いつかれ、延長戦突入かと思われましたが、9回サヨナラで鳥取城北を下しました。

第四試合では白山高校が登場。
三重ゼッツOBからは、16期の辻宏樹、17期のパルマ・ハーヴィー、18期の森一葵が所属しています。
辻主将が発した「日本一の下克上」というフレーズはさまざまなメディアに取り上げられ、たちまち全国区となりました。
山間の小さな町にある学校で、10年連続1回戦負けのチームが昨年ようやく勝つことができ、その翌年に掴んだ甲子園の切符という信じられないようなストーリーに加え、野球少女だった川本部長や8名の吹奏楽部で奮闘する顧問の先生と部員たち、地域住民の応援する姿などさまざまなメディアがいろいろな内容で取り上げられ、今大会中、注目度の高さはダントツでした。
そんな中、初戦の相手は愛工大名電高校。あのイチローさんなど多くの名プレイヤーを輩出している強豪校です。
試合は初回、ヒットで出たランナーを置いて、いきなり辻選手にチャンスが廻ってきます。
鋭く振りぬいたレフト後方への大飛球はタイムリーかと思われましたが、レフトの好捕で得点になりませんでした。
その裏、立ち上がりを攻められピンチの連続。3点を奪われてしまいます。ここで伝令としてベンチを飛び出したのはハーヴィー選手。県予選同様、仲間たちを元気付けました。
白山ナインは落ち着きを取り戻し、4回までは互角の戦いをしますが、5回以降相手に得点を重ねられ、結局0-10で負けてしまいました。
試合には負けてしまいましたが、白山高校の甲子園で躍動する姿は多くの感動を呼び、また全国の高校野球ファンの心にも深く残ったのではないでしょうか。
当然、アルプススタンドで応援した後輩たちにも大いに刺激になったはずです。

この日、三重ゼッツヤング出身の選手が大観衆の前で躍動する姿を見ることができ、指導者、執行部等関係者も非常に幸せな時間を過ごすことができました。
16期生で最後まで高校野球ができている龍谷大平安高校の松本には1試合でも多く試合ができるようがんばってほしいと思います。
がんばれ龍谷大平安高校。がんばれ松本渉。
応援宜しくお願いします。

2018年8月11日 | カテゴリー :